あまり泣けない。 泣かないのとは違う、なんというか泣けないのだ。 数少ない例外を除いては、ほとんど泣こうという気にならない。 自分が泣けないものだから、他人が泣くのが不思議で仕方がない。 女が泣くのはまだわかる。古くさい感覚なのは重々承知だが…
本記事は記録のため、筆者が感じたことを好き勝手書いているものである。 2021年7月。 『コロナ渦』が始まってからおおよそ2年目に突入した。 打開策となるワクチンがリリースされ、希望者向けの集団接種が開始された。 6月下旬から7月にかけて、反ワクチン…
日本の大学には、ミスコンという悪習がある。 学祭のステージで、学内の美人を集めて優劣をつけるというイベントである。 申し訳程度にミスターコンというものも催されるが、あくまで主役はミスコンである。 母校の学祭にはそれまでミスコンがなかったのだが…
※この記事は『攻殻機動隊』シリーズのネタバレを含みます。 広告は日々進化している。 古代から広告は存在したが、時代に合わせて変化し、進化してきた。 広告は、販売者や生産者が人の意思決定に介入しようとする試みである。 商品Aだろうが商品Bだろうがど…
現代人は能力を信仰している。 ほとんど崇拝しているといってもいい。 伝統的な価値観が廃れ、あらゆる権威が否定される時代において、何かができることは無条件にいいことだと信じられている。 能力は素敵だ。 そんな能力を他人に付与できる制度はきっとも…
社会で生きていると、無数の行き違いがある。 言葉という未熟なツールを使っている以上は仕方のないことなのだが、伝えたいメッセージが受け手に正しく伝わることは滅多にない。 こういうことを防止するために、社会人は多くの時間を復唱とかリマインドとか…
表現の根底には葛藤が存在する。 葛藤なくしては表現は生まれてこない、そこにある必要さえない。 この場合の葛藤は、社会の中における自分と、自分が自覚している自分とのギャップや自己矛盾を指す。 移民文学や越境文学は、社会の中の自分と、自分自身が人…
バファリンは優しさでできている。 厳密にはアセチルサリチル酸と製薬会社の荒利が大半を占めていて、ほんのわずかながら優しさが含まれている。添付資料にはそのことは書かれていないがどうやらそうらしい。 別にバファリンの宣伝がしたいわけではないので…
嘘つきの話を聞いた。 興味があったら読んでほしい。 (リンクが変な感じになってるけど変なサイトではないです…) è詳ñÉ¢ÄÌy[W くっそ長いので端折ると、 ・ゲーム改造界隈の話 ・改造界隈にも天才と凡才がいる ・天才改造屋を詐称する嘘つきが、改造界隈を…
オタク話。 デレステのP(プロデューサー)の話。 カプ厨・夢女の分類に近いところがあるかもしれないが、一回話したことをまとめる。 デレステを始めとして、アイドルマスターシリーズはユーザーに対して単なる視聴者ではなく、プロデューサーという特定のロ…
「絵はこころをあらわします。みなさん、ポエムを書いて、絵をつけてみましょう。」 中学校の教室。 担任の教師がクラスに向かってポエム大会の開催を宣言した。 50に入ったばかりのおばちゃん先生は、豊かな表現の重要性を生徒に説くと、大きめの短冊のよう…
しあわせという概念は非常に漠然としている。 幸福とはなにか、という哲学をしたいわけではない。 ただ間違いなく、個々に幸せをどう考えているかは、当人のパーソナリティを考える重要な鍵になる。 「幸せになりたい」 「当然自分は幸せになるべきだ」 「ひ…
僕は化学ができない。 生物もできないのだが、習ったことがないからできなくて当たり前だ。 父親も化学ができない。 中学校の時に、下方置換とか上方置換を習ったので、家に帰ってそういったら、はじめて聞いたような顔をしていた。 ひょっとすると親譲りな…
星新一のショートショートに、火星に流刑にされる囚人の話が出てくる。 『処刑』というあまりにそのままなタイトルがついている。 火星に流刑にされた囚人は、一つの球を持たされる。 この球は、死刑執行装置と生命維持装置が一体になったもので、小型の核爆…
昔、サークルの後輩に原稿を頼んだ事がある。 「恋愛」をテーマにした放送番組の原稿だ。 俺としては、それらしい恋愛のシチュエーションの茶番をいれて、それに5分ほどコメントを入れられればそれでよかった。 想像力が欠如した自分にはそんな茶番はとても…
人を呪わば穴二つ。 あるいは、コトダマと呼ばれる事象がある。 呪いの言葉は必ず我が身に返ってくる。 スピリチュアルなニュアンスでなしに、言葉を経由した毒には必ず反作用がある。 これはなぜ起こるのか。 言葉には2つの側面がある。 一つは、個体間で…
駅前にある大型書店で手帳を選んでいた。 数年単位で手帳を使っていると、それなりに自分なりの使い方やルールができてくる。 自分の手帳は自分以外見ないものだし、誰かに共有するものでもない。 日曜始まり、バーティカル、カレンダー形式、分刻み…日常で…
人生には波がある。 どれだけ真面目にやっていたって、 どうにもうまくいかなくなる時だってある。 それは誰に訪れるかわからない。 人間、いい時は誰しもいい人だ。 人が真価を問われる瞬間というのはいい時ではなく、ダメな時だという。 ダメな時に一番自…
若いうちは感性が鋭い。 頭もはっきりしていて状況判断も上手だ。 臨機応変な対応もできる。新しいものに順応もできる。今までの見方をガラッと変えることもできる。 でもその鋭い認知は、いくつになっても維持されるものではない。 もちろん例外はある。 金…
人間はよく忘れる生き物だ。 あまりに忘れっぽすぎて、自分が忘れていることさえ忘れている。 そこそこ長く生きていれば、精神に傷を負うことはある。 手酷い失敗をしたこと。 裏切られたこと。 ひどく恥をかいたこと。 その一つ一つを人は割と覚えていない…
「アイドルって、楽曲とか演出とか色々あって初めて成り立つわけじゃん。」 「そうだね」 「逆に言うと、その前提がなくなっちゃったらアイドルではなくなってしまうって意味でそこに悲しみを覚えるんだよね」 その文脈でいくと、と前置きをしてから持論を展…
軽いネタバレを含みます。 妹がいきなり映画に誘ってきた。 映画『ジョーカー』を観ようという。 Twitterで評判を読んだら「あれは作品を”分かる”かどうかに人を選ぶ作品だ」と書いてある。 すこし気になってはいた。 怠惰なので気になっていた程度では映画…
めふぁにっきです。 メンヘラがトラウマをいつまでも反芻しちゃうお話。 「いま、この瞬間」はどうやって知覚されているのか。過去の経験や記憶に大きく左右されるという立場もあるし、そういったことと関係なく、当人にはその瞬間の人格が存在するという立…
エントロピーは増大する。 宇宙のどんなものであれ、悠久の時の流れの中で、この法則から逃れられるものはなにもない。覆水は盆に返らず、溢れたミルクも落ちたハンプティ・ダンプティもどうすることもできない。 一箇所にまとまったものは散らばり、複雑性…
めふぁにっきです。 大叔母の話。 もうかなり高齢で、80は過ぎるだろうか。 私が幼少の頃から、会う時は常に取り巻きを1人か2人は必ず連れている。しかも会うたびに顔ぶれが変わることがある。多分子分のストックがあって、今日は誰を連れていくか決めている…
めふぁにっきです。 異世界は○○ホとともにではないです。 父親に勧められて『世界史とつなげて学ぶ中国全史』なんて本を読んでおもしろいと思ったのでそれと絡めてごちゃごちゃ書きます。 相当更新をサボっていたのでご容赦ください。 世界史とつなげて学ぶ …
めふぁにっきです。 残暑の社畜デイズの合間を縫って 新宿で本業のプロデューサー業をしてきました。 アイドルマスター シンデレラガールズ×TOKYO MYSTERY CIRCUS「開幕直前!!目指せ☆アイドルフェスティバル」 | 東京ミステリーサーカス 新宿は夜の歌舞伎町…
めふぁにっきです。 もともと銭湯が趣味なのもあって、休日や金曜日にスーパー銭湯に籠っていることがある。 都市部でも2000円も出せば一日中ゴロゴロできるし、最近はWi-fiを貸し出してることも多いのでネット環境もある。電源だけは置いてなかったり、人口…
めふぁにっきです。 筆名、あだ名、アカウント名、源氏名… 一個人が本名以外の名前を持つことはそんなに珍しくはない。 本名以外に名前を持たない人でも、家族や恋人からの呼び方は普段と違うことが多い。 日本人は、相手や場面によって名前を使い分け、また…
めふぁにっきです。 ※閲覧注意。 エロの話です。以上。 大きな声では言えないVR体験の話です。 以前の記事はこちらから。 アダルトVRに行ってきた話0729 - めふぁにっき ショーパブというところに生まれて初めて行ってきました。 昔は正直水着のねーさんが踊…