めふぁにっき

すべての独身が自由に楽しく生きられる世界のために

高輪の坂で悟りを開く(映画『あさがおと加瀬さん。』)

 

映画を観たら記録をを兼ねて感想を書こうと思ってはいるが、

鑑賞後に酒とか入れるとブログの更新が滞ってしまう。

 

ちなみにがぶりチキン。でひな鳥を肴にハイボールを男前ジョッキとかいう巨大ジョッキで二杯ほどぐびりぐびり飲んどりました。

 

今回は品川で「あさがおと加瀬さん。」を観た。

漫画原作の劇場版で、百合モノ。それも緩くない方の百合。

 

「あさがおと加瀬さん。」アニメ公式サイト

上映している映画館少ないみたいなんでうまいこと探してご鑑賞あれ。

 

普段まったく百合はおろか、恋愛モノを全く観ない武骨モノなので完全に俺にとっては初百合。高校生の陸上系ボーイッシュ女子(加瀬さん)×園芸女子(山田さん)

加瀬さん役の佐倉綾音さんのボーイッシュ演技を観るのが初なので(多分)結構新鮮。

 

音響効果が印象的で、JKのローファーの音とか、学校のざわめきとかすごくすごく臨場感に溢れていて、それでいて恋愛まっさなかの主人公の心情がところどころリアルな日常の上に演出として重ねて描かれる感じがよかった。

とにかく綺麗な作画と演出と臨場感あふれる音響がいい感じです。オススメ。

 

結末とかもろもろは劇場で観てください。

 

はあええもん見せてもろたわ~~という感覚と、あ~~そういや俺もあんな形した高校に通っとった時期があったんやなあ懐かしいわぁという年寄くさい感慨に浸ってしまった。

 

『CLEAR』(耕野 裕子)の初期とかそうだけど、高校生活の中盤~終盤あたりの、恋愛もするけどまだまだ子供で、でも社会からは進路を決めることを迫られてる難しい年頃は本当に独特で、題材としては表情豊かだけど描くのも難しそう。

あ、『あさがおと加瀬さん。』は難しい話でもないし、全体的に明るく見れる話です。

どちらかというと『School Rumble』(小林 尽)みたいな、各々進路考えてるけど全員なんかどこかしらやきもきしながら基本は明るく進んでいく話に近い。あれは恋愛というよりすれ違いコメディがメインだからあたりまえだけど。 

こうして書くと結構恋愛ものちょこっとは読んでるな…

 

小説だと昔『おいしいコーヒーのいれ方』(村山由佳)を何巻までだったか読んでたけど、あれは胸やけするくらい激甘なのでホイップクリームとはちみつぶちまけたみたいな激アマ好きにはオススメ。たまに読みたくなる。

 

 

 

CLEAR 1巻

CLEAR 1巻