めふぁにっき

すべての独身が自由に楽しく生きられる世界のために

イケメンの皮剥いで被りたい

 

めふぁにっきです。

 

ひさびさに街場を歩くと、いろんな人間が歩いております。

なんか、この雑踏の中じゃ誰も俺のこと知らないんだよなあと思うと

なんだか自分じゃない誰かになれる気がしてします。

 

都市の魔力というか魅力はきっとそのへんにあるんでしょうな。

 

イギリスの小噺をひとつ。

 

とある名のあるジェントリが、彼の地元でボロボロの格好をしているので、

「どうしてあなたのような名士がそんな格好をしているんです?」

と尋ねたところ、

「ハハハ、ここでは私が何者か誰もが知っていますからね。」

 

一方、同じジェントリがロンドンでもボロを着ているので、またわけを尋ねたところ

「ハハハ、ここでは私が何者かなんて誰も知りませんからね」

と答えたとさ。

 

ロンドンは、たいてい顔見知りの中世都市とは違って、

人が多すぎて誰が誰やらわからないので、

貴族でなくても貴族の格好をするようになってしまったとか。

 

 

身分制がなくなり、大量消費社会が実現するにつれて、

ますます現代人にとってのガワの重要性は高まってきます。

もうブランドをつけていればシグナルになる時代でもないし。

 

ああめんどうくさい。

もはや人間の形で人に会うのなんかやめたい。

俺自身の素体がブ男だとかこの際どうでもいい。

こんな想いをするくらいなら

いっそ正四面体のポリゴンかなにかにでもなってしまいたい。

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▲「めふぁにっきです。今回は正四面体になってみました。」

 

ただ自分じゃない誰かに化けるのは好きなんですよね。

どなたか正四面体に化ける方法があれば教えてください。

 

正四面体になったボクが

山手線の改札に引っかかっているところを見かけたら助けてあげてください。

 

 

(書いてて思い出したけど『おやすみプンプン』に主人公が正四面体になる描写あったな…)

いやでもなるなら立方体は嫌でしょ。円柱も違うでしょ。球体も違うし。

正八面体は気になるけど使徒ラミエルじゃん…。

だいたいよさげな形はどっかで使われてるもんなんだよ。