台風様の夜間爆撃0728
めふぁにっきです。
台風が思い出したように急旋回して日本を横断しようとしてますね。
偏西風仕事しろ。盆前だからってサボるな。
おかげで部屋に籠ってブログ書いてます。
猛暑も過ぎて過ごしやすくなったから週末は出かけようかなと思ったらこれだよ。
逆に言えば台風が来てくれたから曇って涼しくなったんだけどね…。
アメリカさんが空襲とかしてた頃、
GPSとかナビとかなかったので位置の把握は目視でやってたそうで
東京に行くときは九十九里浜らへんから上陸してたんだそうです。
地形がわかりやすいからネ。
書いてて疑問に思ったんだけど、第二次世界大戦らへんのヨーロッパで空襲する時って大平野の中でどうやって目標を見つけてたんだ…?
地図で予習して、あー線路あるわ、運河あるわ、街出てきたわ、これじゃね?
はーい爆弾投下!どっかーん!的な…?
誰か教えて詳しいひと。
…軽く調べたけれど
結論からしてヨーロッパの爆撃はめちゃくちゃ難しいらしい。
どうやって昼間視認してるのかって資料は全然出てこなかったけど
夜間爆撃の精度を上げるためにイギリス・アメリカ様がどれだけ苦労したかみたいな話はめっちゃ出てきた。
昼間は目標を視認しやすい⇔ノロい爆撃機は見つかると撃墜されやすい
のでめちゃくちゃコスパが悪く、
夜間空襲にすると撃墜されにくい⇔敵が見えないので爆弾が当たらない
という板挟みで
第二次世界大戦当時のイギリスもすげえ悩んでた。
時のチャーチルさんが
「都市部ボコボコにして民間人の戦意喪失を狙うぞ!」という方針がたったので
イギリス空軍には予算も兵員も追加されて夜間都市爆撃のための試行錯誤が繰り返された。
風に流されて目標都市から外れてデンマークを爆撃するも、
被害も少ないし人死にもあまり出ませんでした!てへ!
みたいなドジっ子をいくつも繰り返し、
先に行って目標に火をつけて
目印をつける誘導機とか
自分の位置を把握する技術とか
なんとか編み出して夜間爆撃のノウハウを手に入れたらしい。
爆撃のノウハウをドイツで磨きまくって、それを応用したのが日本戦…という流れ。
そう考えると日本の戦時モノでよく出てくる灯火管制って案外それなりには意味あるのね。
彼ら物量で押し流してくるから都市部ではあまり意味ないけど。
時は流れて2018年。
気象レーダーも衛星も持っている我が国ですが、
連日のように梅雨前線・台風・ゲリラ豪雨・猛暑様に空襲されてます。
時代は変わってもあまり言っていることは変わらなくて
「クーラーをつけると軟弱になるぞ!クーラーつけんな!」とか
「国民一丸となってオリンピックでありますぞ!打ち水作戦であります!」とか
いまだにやってます。
遺伝子レベルで根性論が好きなお国柄だからね、しかたない。
暑すぎるから昼間は家で涼しくお昼寝します!!って地域と
年中曇っててすることもないからお仕事するぞ~~って地域じゃ
生活習慣も違うし、ライフスタイルも違うし、
当然生産性も変わってくるし、
気候で気質とか変わってくるよね。
冬場乾燥しなくて夏はカラっとしている都合のいい気候の国ないかな~
オススメの気候あったら教えてください。