めふぁにっき

すべての独身が自由に楽しく生きられる世界のために

どうしようもなく根っからヘテロ

 

めふぁにっきです。

 

※閲覧注意。

エロの話です。以上。

 

 

大きな声では言えないVR体験の話です。

以前の記事はこちらから。

 

アダルトVRに行ってきた話0729 - めふぁにっき

 

 

 

ショーパブというところに生まれて初めて行ってきました。

昔は正直水着のねーさんが踊ってんの見て酒飲んで何が楽しいんだと思ってました。

どう考えてもシムシティの方が楽しいだろ。

 

 

ナメてました。

普通にエンターテイメントとして素晴らしかったです。

 

男の人ってのは、陽気な音楽が流れて綺麗な異性が扇情的なダンスが踊ってるところでお酒を飲むと楽しい気持ちになっちゃうんですね。

バカですね。

 

一安心しました。

前々から疑問には思ってたんです。

毎朝毎朝東京の満員電車に詰め込まれてるお父さんは何が楽しくてお仕事なんかしてるんだろうかと。

ひょっとしてお父さんたちは正常な報酬系がぶっ壊れてしまってるんじゃないか。実はこの国は超ディストピア国家で、男は結婚すると脳を開いて報酬系をぶっ壊す手術を受けさせられてるんじゃないかと心配で仕方がありませんでした。

 

いやーお金を払えばめちゃくちゃ綺麗なお姉さんがダンスしてくれるんだから世の中捨てたもんじゃないですねよかったよかった。

満員電車のお父さんたちも夜にはこういうところに遊びに行けるからと朝は我慢してるんですねよかったよかった。

 

最近街場で異性を見かけても「怖い」くらいの感情しか湧かなかったんですが、むちゃくちゃ美人のお姉さん見ると脳汁出ちゃうんですね知りませんでした。

 

自分がどうしようもなく根っからヘテロなんだって自覚する瞬間でした。

もはや頭でどうこう考えるレベルの話ではなく、直に脳が「これは報酬だ!」と叫んでいる感じ。

こんな感覚、府中の激辛ラーメンを食べ切って脳芯と胃腸が吹き飛んで以来はじめての気持ちです。

 

何を好きで、何をしたら喜ぶのかに気づく時こそ、己が何者なのかを知る瞬間なのかもしれません。

 

汚い大人になってしまったもんだ。

 

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報酬系をいじくりまわす不思議の葉っぱ

麺創研 紅 (くれない) - 府中/ラーメン [食べログ]

報酬系をいじくりまわす紅いラーメン(府中)

 

生身のお姉さんはあまりに眩しすぎました。

 

さすがに目に毒だと思ったので、人類の叡智に触れて理性を取り戻そうと、翌朝から新宿のアダルトVRに出かけました。

 

相当久しぶりにVR来たんですけど、ソフトの本数も増えてるし、ジャンルも増えてるし、時代が着実に進んでるのがわかります。

 

特に驚いたのは撮影技術や演出の面です。

格段にエンタメとしてのレベルが上がっている。

この臨場感、女優がすごいのか、脚本がすごいのか撮影がすごいのかうんうん悩んで3時間ほどビデオ屋に籠っておりました。

 

もともと2Dの映像媒体として発達したAVという文化は、どこまでいっても映画の延長線上にあるのです。

基本的には映像の世界の中での男優と女優のやりとりが切り取られて物語が演出されるというのが作品の構造です。

一時期、「主観モノ」という括りで男優の視点から見える世界(男優がカメラを持っている設定など)を描くやり方も流行りましたが、やはり結局は映像の世界の中の出来事。

 

VRが根本的に違うのは、今まさに自分がその世界に入り込んでいる臨場感と、目の前にいる相手とコミュニーケーションしている"生身感"です。

 

前回の記事で書いたように、相変わらずムキムキの男優の身体と自分とのギャップには戸惑いますし、時々カメラが男優の腹の上に置かれて生首気分を味わうことはありますが、全体的な違和感はなくなりつつあります。

 

近年は、YouTubeを漁るとVRの周辺技術である「バイノーラル録音(立体音響)」の動画が数多く投稿され、VR作品の脚本技術が上がっているのが確認されます。

 

たとえば、「耳かき動画」などに見られる、語りかけのような、視聴者側からの応答に期待しなくても会話しているような気分になる脚本の描き方。

呼びかけを頻繁に挟むことによって、作中の登場人物(アダルトVRでは女優)のコミュニーケーションしている相手が、まさに視聴者自身だと思わせるような演出。(俺今女の子に呼びかけられてる?!話しかけられてる?と、わかっていても少しドキッとしてしまいます。)

 

今回のアダルトVR体験でのすごい作品は、YouTubeのASMR作品で見られるようなVR作品特有の演出技術を取り込み、確実に以前の、AVをVR化しただけの作品よりもレベルを上げてきていると感じました。

 

アダルトVRが今、VR作品として圧倒的に最先端を行っている点は"生身感"。

つまり、「今まさに生身の人間とコミュニーケーションをしている」感覚を代替する技術を着実に獲得しつつあるのです。

アダルトの領域に関して言えば、もはや「射精のための(機械的な性処理)」次元ではなく、このままレベルを上げていくと「あの娘に『会いに』行く」という次元にまで行くのではないかという気はします。

まだまだ双方向のコミュニケーションにはなっていないものの、人がVR上のコミュニーケーションを"生身"と感じるかどうかを掘り下げるのは、人間のはコミュニーケーションとは何か?という根源的な問いに繋がる行為だと考えます。

 

そこまでくると、前々から言われていた「VRは浮気なのか問題」がかなり確定的に浮気に近づきます。今は発展途上でも、将来VR上で異性と"生身感"あるコミュニーケーションを取ることに長けた女優(俳優)が必ず出現します。

コミュ偏差値が60を超えた人間のコミュニーケーションが光回線経由で各ご家庭に届けられるようになると、割を食うのはコミュ偏差値が60もない、大多数の人間の方です。

以前は高級クラブや高級フーゾク店(日当たり7万以上が相場と聞くくらい敷居の高い世界)にしかなかった高度なコミュニケーションが、ネットを介して気軽に手に入る時代がやってくるのです。

 

1979年 "VIDEO KILLED THE RADIO STAR"という曲が出ました。

タイトル通り、映像というメディアの出現がラジオスターを時代の渦に巻き込み、最後には社会的に殺してしまった。そういう曲です。

 

人間は1人につき1つしか身体がありませんから、興味関心を向けられるのも1人分だけなのです。要するに浮気かどうかというのは、この1人分しかない興味の、ほんとうにコアな部分が誰に向けられているかという問題なのです。

 

新しいメディアと共に忘れ去られるレディオスターのように、次は身近な誰かの心から、自分が消えるかもしれない。

次はそういう時代が来ると思っています。

 

普通に役者さんがすごいなと思ったので、気に入った作品のリンク貼っておきます。

(後輩にリンクを送ろうとしたら「先輩から送られてきたって事実があると、コトの最中に先輩の顔が浮かぶんで嫌です」とか言われましたムカつくので全世界にリンク貼ってやる。最高だぞ。)

 

▼正直タイトルがタイトルだったのでURLにして貼っておきます。興味ある方だけどうぞ。

https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=84bzvr00043/